私は元々工場で働いていましたが、不景気の影響で給料が下がったりリストラもあったので、35歳ぐらいで介護業界に転職しました。その後、前の施設で現在の施設長と一緒に働き、施設長が転職後に誘われたのと、円市社長から泉佐野で一番（利用者さんやご家族の満足度、居心地の良さ、職員のお給料）の介護施設にしたいという話を聞き、私もそんな介護施設にしたいと思って入社しました。

利用者さんへの援助に関して、できないことが何かを汲み取ってサービスに組み込み、訪問介護のスタッフが手伝う内容を考える仕事です。ケアマネージャーさんやご家族、利用者さんとも話し合いながら、各個人へのサービスプランを考えます。全てを手伝うのではなく、利用者さんができることはやってもらい、できることを増やしてあげることが大切です。

以前にいた施設は忙しくて、作業的な対応になる部分もありましたが、ここはスタッフが足りなければ社長が確保してくれますし、きめ細かい対応ができていると思います。ご高齢の方って介護施設を「姥捨山」のように感じている方も多いのですが、この施設は「家」のような、みんなで仲良くする場所だとお伝えしています。スタッフにも、あたたかさや心のある仕事をしましょうと伝えています。

お食事が食べられなくなり、気持ちが落ちている方がいたのですが、席替えをしたら友達が頑張っているので私も頑張ろうと元気になり、健康になった方がいました。そんな入居者さんのいい方向への変化を見ると、すごく嬉しいですね。

ご高齢の方を大切にできる、心優しい方と一緒に働きたいです。一緒に地域で一番の施設を作りましょう。これからずっと世の中に不可欠な、安定した業界だと思うので、職種や業界を変えようと思っている人にもおすすめです。やる気があればできると思います。